毎日残業でクタクタ、なのに布団に入ると目が冴えて眠れない、疲れているのになぜか眠れない、そんな経験はありませんか。こうした状況が続くと本格的な不眠症になってしまいますので早目に解消することが大事ですが、なぜ疲れているのに眠れないのでしょうか。
睡眠は横になって寝るだけ、そんな印象が強いかと思いますが、実は一晩中寝続けるには体力が必要なのです。毎日残業をして家に帰ったらもうぐったり何もしたくない、そんな状態のときは寝るための体力も仕事で使ってしまっているのです。だから寝たくても眠れないのです。
人は疲れたら眠れると思いがちですが、疲労度に関係なく夜になれば眠気を催して眠りにつけることが正常です。運動などして疲れてよく眠れるという経験があるかと思いますが、それは運動をして疲労があっても寝る力がきちんと残っていれば眠れるのです。疲労があっても余力があれば眠れますが余力がないと寝る力がなく眠れなくなります。
そんなときに眠れないのは疲れたりないからだと考えてジョギングなど運動をしてしまうと逆効果です。さらに体力を失い寝れなくなってしまいます。
もし、疲れて帰ってきて眠れない、そんな日が続くようでしたら、残業を減らすなどして体力の消耗を減らすようにしましょう。余力が増して寝る力が回復すればまた眠れるようになります。よかったらお試しください。