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体調不良で出勤困難なのに休職させてもらえない場合の対処法

体調不良で出勤困難なのに休職させてもらえない場合の対処法

Shaer
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 体調不良が続き出勤が困難な状態になったが会社を休ませてもらえない、何度も上司に相談したが先延ばしにされている、そんな悩みを抱えながら毎日なんとか出社しているという人は少なくありません。

 会社に休職制度がある場合はその規定に従い休むことができますが、休職制度がない会社の場合は対応がまちまちになりがちです。そのような状況のときに一定期間仕事を休むことができる方法があります。それは医療機関を受診して休職診断書を作成してもらい会社に提出することです。

 休職診断書は医師の診察を受けて医師が一定期間の休職、療養が必要であると判断した場合その旨記載をして証明するものです。医師が作成した休職診断書を会社に提出すると会社は休職の手続きを行います。休職の相談をしても断られたり先延ばしにされたことがある人はそんなにスムーズにことが運ぶのかと思うかも知れません。

 医師が作成する休職診断書には法的な効力がありますので、会社は休職診断書を受け取ったら記載内容に従うことになります。会社での休職の手続きが済めば欠勤や有休消化ではなく休職という扱いで勤務を休むことができます。

 休職診断書には休職をして回復するまでの必要な期間が記載されていますので、その期間中は休養や治療を行い休職期間後の復職を目指します。もし期間中に思うように回復が進まなかった場合は再度休職診断書を作成してもらい休職期間を延ばすことも可能です。

 しかし休職の期間に関しては無制限に休めるものではなく会社側にも上限はありますので、その場合は会社との相談が必要になります。

 診断書の作成は保険適用外のため自費料金になります。費用は受診する医療機関により異なりますが概ね数千円程度かかります。

 体調不良で出勤困難でも会社を休ませてもらえない場合は、医療機関を受診して休職診断書を作成してもらいしっかりと休養をとることをおすすめします。

 ※休職診断書は医療機関を受診すれば必ず作成してもらえるものではなく、医師が休職が必要であると判断し場合に限ります。

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