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仕事を休もうとしたら上司に「誰が君の仕事をするのか」と言われたときの対処法

仕事を休もうとしたら上司に「誰が君の仕事をするのか」と言われたときの対処法

Shaer
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 体調が悪くなり仕事を休もうと会社に連絡をしたら上司から「休んだら誰が君の仕事をするんだ」と言われてしまいやむなく出社した、そんな経験をしたことがある人は少なくないでしょう。中には、自分が休むときは代役を立てないと休ませてもらえない、そんなルールを課している会社もあります。

 そうした会社からの圧力で休みたくても休めない、周りに迷惑をかけたら申し訳ないと無理をして体調を悪化させてしまうケースがあります。

 会社を休むときに自分の仕事をどうするのかは、本人の責任でしょうか。そんなことはありません。それは管理職の仕事です。病欠者が出てその日の配置をどうするかは管理者の仕事ですから、それを管理者ではない社員に負わせることは間違いです。

 会社組織は社員が病気や怪我、事故などで欠員が起きることを前提として業務をまわせる体制を整備する義務があります。突発で休まれたら仕事がまわらないよと言う上司や経営者はよく見かけますが、社員がひとり休んで業務に支障がでるとしたらそれは管理職や経営者の組織管理が間違っている訳です。その責任を仕事を休む社員に押し付けるのは責任転嫁でしかありません。

 もし、君が仕事を休んだら誰が代わりにやるんだ、そんなことを上から言われたら、それは管理者の仕事です、と言っても良い訳です。しかし中々言えませんよね、そんなこと。それはよくわかります。

 大事なことはそれを口にすることではなく、仕事を休んだ際の対応は管理者の仕事である、という認識を持つことです。多くの人は休む自分が悪いと必要以上に自分に責任を感じてしまい、無理をしてしまいますが、本来はそんな責任を背負う必要も罪悪感を持つ必要もありません。

 病欠や有休申請など休みたい時に休める権利を社員は持っていますので、無理をしたり強要に屈せず毅然とした心持ちで行動することが大事です。

 

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