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残業100時間くらいできるだろと言う社長についていけません

残業100時間くらいできるだろと言う社長についていけません

Shaer
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 毎日終電の時間まで残業しているという患者さんに勤めている会社の社長さんはどんな人って聞くと、おれだって100時間くらい普通にやってきてるんだからお前らもできるよな、という体育会系のノリの人でついていくのが大変とのこと。

 この手のタフなタイプは経営者によく見られますが、問題になるのは法定労働時間を超えて長時間労働をしいることや社内全体に強制力や同調圧力が働いてしまうことです。

 なぜなら経営者である自分が残業を100時間やってきたからといって社員にやらせて良いはずはありません。社員の中には淡々とこなせる人もいますが体調を崩してしまう人も出てしまうからです。それは社員一人ひとりの体力レベルが異なるからです。そもそも法定労働時間を超えてはいけません。

 体力に自信があるタフなタイプの人は自分が他者よりもタフであるという認識がない、あるいは薄い人が多いです。そのことが自分ができることは社員もできる、そういうやり方で今までやってきたのだからそれで良いという歪んだ成功体験が誤った認識に繋がり過酷な労働を社員全員に強いるということになりがちです。

 複数いる社員一人ひとりには体力の差があります。男女差や年齢による違いもあります。そうした個体差を考慮しないとついてこれる社員は優秀でついてこれない社員は努力が足りないという誤った評価にも繋がりかねません。

 法定労働時間を超えて業績を上げることは間違ったやり方ですので、そんな会社で頑張ろうとせずに一日も早く見切りをつけることが肝心ですね。

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